「…連邦の補給機を撃墜!ほんとですか!じゃあ連邦の物資で一息つけるかもしれないですね!後で行ってみましょうよヒルデさん。」
え、あ、失礼しました!インビジブル・ナイツのフィリーネです。ここ数日、連邦軍の追撃が活発化、ガンダムNT-1に汎用的なカスタマイズを施した機体などが戦線投入され、さらに戦闘は激しさを増しているようです。
それに対し、わが整備班のほうからも新たなカスタマイズ提案がありました。
今回のカスタマイズ事例は、ガーベラ・テトラに関するものです。
この機体は、AP(アーマーポイント)が5000と十分な耐久力を有するほか、SPEED:65、BOOST:80という機動性の高さに加え、FIGHT:360、SHOOT:340と攻撃力のバランスもよく、また地形適性の点からも特に宇宙戦闘においては非常に有効な機体といえます。
今回は、そんなガーベラ・テトラの特長を活かしつつ、「射撃戦を主体とした無補給での継戦能力の向上」を主眼においたセッティング提案となっているようです。
●宇宙戦
主武装は連邦軍のガンダム試作1号機をDLC(ダウンロードコンテンツ)として鹵獲(ろかく)することで入手したゼフィランサスライフルを2丁装備としています。副武装には攻撃力、攻撃速度ともに高いガーベラサーベルをこれも2つ装備、シールド装備はなしとしています。
またカスタムパーツですが、ガーベラ・テトラの弱点であるCAP容量の少なさを補うため、インビジブルナイツの称号およびCAP増加ユニット+2を2つ装備、SPEED値の減少を抑えつつCAP値の確保をしています。
その上で、殆どのミッションにおいて長時間の射撃戦闘能力を確保すべく、予備ENパック×3を3つ装備し、残りのスロットにプロペラントタンクやアポジモーター、射撃ブースターを装備することで総合性能の上昇を図るというセッティング思想となっています。
●地上戦
地上適性も悪くはないのですが、機動性をさらに求めるのなら、射撃ブースター+4を地上戦装備に換装し地上適性を確保、低下した攻撃力はチャージ攻撃を多用することでカバーすることで対応可能だと思います。もしくは、予想される敵戦力がさほど多くない場合は、予備ENパックと換装するのもよいかもしれません。
ただ、残念ながら水中適性は低い機体ですので、水中戦闘用に強化するにはカスタマイズの再設計が必要になります。
あ、それと、ガンダムMk-IIをDLC(ダウンロードコンテンツ)として入手可能であれば、カスタムパーツの装備内容はやや見直しが必要になりますが、主武装をビームライフルMk-IIの2丁装備に換装すれば、さらなる攻撃力アップが期待できます。
また高速機動を活かした戦闘スタイルを好むパイロットの方は、ガーベラ・テトラ本来の武装であるビームマシンガン改に換装するのも効果があると思います。自分の戦い方に合わせて、さらにカスタマイズを熟成させてみてください。皆さんの戦果を期待します。
…って、確保した連邦の物資、これですか?日用品、レーション、あ、衣料品だ!これだけ梱包が別ってことは、女性佐官クラスあての補給品ってことなのかなあ。やはり連邦のほうが素材なんかに関しては品質が高いみたいですね…。きゃ!ちょっとなにこのサイズ!結構すごくないですか?…でも、なんかデザインがちょっとだけオバサンっぽいような…。そう思いません?ヒルデさん。 |