ファントムスイープ隊マオ・リャン少佐だ。前回に引き続き、情報部から新たなカスタマイズ情報が届いている。
今回の情報はFAガンダム7号機に関するものだ。
カスタマイズの方向性は、前回のガンダムNT-1における「様々な局面での運用を見越した汎用性の高いセッティング」ではなく、「チーム対戦時における『一撃必殺の役割』を担う火力重視のセッティング」となっているようだ。
まず注目したいのが、AP(アーマーポイント):5800、SHOOT:400、SPEED:30、BOOST:50というFAガンダム7号機の基本スペック群だ。
このうち、ガンダムNT-1より優れる耐久力と火力に着目、そこに特化して強化を試みたのが今回のカスタマイズ事例というわけだ。
主武装には2連装ビームガンを2丁装備、専用武装のビームキャノンとの併用により、強力な弾幕を展開することが可能だ。なお、2連装ビームガンは「ジオン精鋭部隊を叩け」(月面)の難易度HELLで入手可能となっている。
また、カスタムパーツに関しても射撃ブースター+5を2つ装備、火力の強化を図っているほか、予備ENパック×3を2つ装備することで、残弾をさほど気にすることなく射撃戦を展開できるようになっている。
ただし、前述のセッティングの代償として、機動性が損なわれていることは否めない。ガンダリウムγ装甲などでAP(アーマーポイント)を増加させるほか、シールドにはトップクラスの防御力を誇るサイサリスシールドを装備している。耐久力が上がっているとはいえ、敵機からの攻撃はシールド防御によりできる限り相殺する技量が必要となるだろう。
今回のFAガンダム7号機のように極端なセッティングの場合は、機動性の低さという弱点を補うため、味方機体との連携が必須になる。対戦時には4対4までのチーム戦が可能なので、よくチームを組むフレンドなどと役割分担し、その役割に見合ったカスタマイズ機体を検討するといいだろう。例えば前回紹介した汎用型セッティングのガンダムNT-1とチームを組み、相手チームに対抗する、というのも有効だと思われる。1人で勝てなくとも、仲間となら勝てる。それがチーム対戦の秘訣だ。心得ておけ。 |