こんにちは!バンダイナムコゲームス ビジュアルデザイナーのTです。
この前のブログに刺激され、週末を利用して作っちゃいましたFA7号機!
全体にサーフェイサーを吹いて表面処理を施したあと、ラッカー系塗料でグラデーション塗装を行ない(模型用語で言うと、いわゆるM○X塗りですね)、細部ディテールにはエナメル系塗料でスミ入れと、素材の良さを活かしてオーソドックスな作りとしています。あとは頭部アンテナのエッジをシャープにした程度で、形状は基本的にはいじってません。
色調はゲーム中モデルを基本にしつつも、それより僅かに彩度を落とした感じでまとめてみました。
素組みの構図に似せて撮影したのが上の画像。バーニアの数といいテールスタビライザーといい、バックビューも相当迫力あります。
ゲーム制作に携わっていると「バックビューのデザインって大事だなあ」とよく思います。アクション系ゲームの場合、どうしても後ろからの構図が多くなりがちですからね。
2枚上の画像も、あれだけのボリュームが背部に集中しているにも関わらず、安定感があるのがいいですね。
HGUCスケールとはいえ、もともとのディテールに情報量が多いので、ちょっとスミ入れするだけでこんな感じに仕上がります。平手(シールド側の手)の表情のついた形状もいい感じです。
最後は戦闘態勢の構図で。いや、やっぱいいですよこのモデル!重装フルアーマーガンダムが欲しくなっちゃいますね! |