ちわっす。ごぶさたっす。 NEXTっす!
コレって、誰にも言ったらだめなんすけど〜 俺、極秘任務で月に行って来たんすよ。 最終訓練をかねて、実際に宇宙での作業をしてきたっす。 極秘ミッションをこなしてきたっす。
絶対にナイショっすよ。
「あ〜、コラ、極秘だったら言ってはいけないではないか」 「それで〜」 「は〜、また無視か」 「これから、いよいよ火星に向かうっす!」 「月からか?」 「そうっすよ」 「何故、月からなのだ?戻らないのか?」 「作戦があるんすよ!俺が考えた」 「作戦?」 「名付けて『火星にすぐ着く作戦NEXT』!」 「ものすごい適当な名前だな。(NEXTは、いらないだろう…) で、どういう作戦なのだ?」
「まず、月から地球に向かって出発するんすよ。 そしたら、宇宙船の推進力だけじゃなくって、地球の引力も加わって 普通よりももっと速いスピードがでるんすよ。 その勢いと、地球圏から離れるときにもう一度宇宙船の燃料で加速させて そのまま火星に向かってびゅ〜んってなるわけっす。 そうすると、地球から普通に行くよりも、ず〜っと早く火星に着くわけっす。 すごくないっすか!」 「ものすごく、ざっくりとした作戦だな。で、どれくらいのスピードなのだ?」 「それはもう、すんげ〜速いっすよ!きっと! ま〜、やってみないとわかんないっすけど。 でも、計算はできてるっすよ!バッチリっすよ!」 「・・・大丈夫なのか?」 「大丈夫。ちゃんと、許可とってるっすよ。勝手にそんなことするわけないじゃな いっすか」 「お前が言うな!いつも勝手なくせに」 そもそも、そういう心配ではない。お前のその説明でよく許可が出たな」 「じゃ、準備するんで。またっす!」 「おい。まだ話はおわっていないぞ〜」
―――――――――――――――― NEXTの宇宙での探査任務は ケロケロAをチェック! 現在発売中の3月号では月でのミッションを 報告しています。
episode:「衝撃!セブンとNEXT(後編)」
アクセルデバイスサーチャーの着身ポーズを決めるセブンを 「ダサい」の一言で片付けたネクスト。
そんなセブンはネクストに着身をしてみるよう促す。
ネクストがどれだけのことができるのかという教育担当者 としての視点と、どんだけかっこいいのかという嫉妬の 入り混じったこの言葉に対し、ネクストはどのような 着身ポーズをみせるのか。
セブンはその挙動を注視するのであった。
★ケータイ捜査官7NEXT 9月25日(金)無料配信開始予定!
episode:「衝撃!セブンとNEXT(前編)」
大気圏外自律型探索機「ネクスト」は、セブン達フォンブレイバーの次世代を担う新型機である。
セブンが忙しい捜査の合間を縫って施した通信教育課程を受けたネクストだったが、セブンの目の前に現れたネクストは、どこか生意気な性格をしたフォンブレイバーであった。
そんなネクストに教えなければいけないことが山積みのセブンは、今日もアクセルデバイスを前に奮闘中であった。
フォンブレイバーNEXT (ネクスト)
アンダーアンカー宇宙組織(通称UNSOR:アンサー)が所有する実験用宇宙ステーションをベースに単体での宇宙探査計画を実行する為に大気圏外自律型探索機として開発された最新型フォンブレイバーである。
そして、NEXTは現在地球上で活躍するフォンブレイバー達のデータを元に開発された機体であることから、そのスペックはセブン達をも上回る可能性を秘めている。
宇宙探査拠点UNSOR(アンサー)の通信衛星内で、長い通信教育課程を経て、大気圏外自律型探索機「NEXT(ネクスト)」の人工知能が覚醒しようとしていた。
だが丁度その頃、アンダーアンカーの秘密事項であるアンサーの情報を掴もうとする間明のクラッキングにより、通信衛星のネットワークが攻撃にさらされる!
アクセルデバイスはブーストフォンとフォンブレイバーの関係を 元に開発された支援機である。 『メガ・アクセル・ガンマ』を成功させたことで、セブンの中で ブーストフォンと過ごした時間が再生されていくのだった。