「セブン」
「どうしたサード」
「明日はひな祭りでございます」
「うむ。女の子の健やかな成長を祈る節目の日だな」
「女性のスタッフ達、特に麻野様にはどのように対応してよいのでしょうか?」
「・・・そうだな。私のラムダチップも不安を抱いている」

「お前達、何の話をしているのだ?」
「ゼロワン」
「明日、ひな祭りなのですが・・・」
「アンダーアンカーの女性スタッフにどのように接すればよいのかと」
「特に麻野様・・・」
「いや、あいつら『女の子』ではないではないか!」
「ゼロワン」
「何だ」
「それを麻野本人の前にして言えるか?」
「・・・無理だ。ある意味、間明よりも手強い」
「我々からはこの話はしない方がよいのでは?」
「向こうが話をしてきたらどうする?」
「網島様が普通に言う可能性もありますね」
「・・・確かに」
「俺はかまわんがな。明日は本部に行かなければ良いだけだ。るるる〜♪」
「なっ!卑怯だぞ!そしてどこへ行くのだ」
「・・・行ってしまいましたね」
「どうしよう」
ケイタ「普通にしていればいいじゃん」
「ケイタか。聞いていたのか」
「普通とはどういう風にすればよいのですか?」」
ケイタ「変に気を使わないで、別に楽しんでもらえたらそれでいいんじゃないの。
女の人って何時までも女の子だし」
「そうなのか?」
ケイタ「男だってそんな感じだろ」
「なんだか、大人なご意見でございますね」
「うむ。なんだかカッコいいぞ。ケイタ!」
「素敵でございます!」
ケイタ「って、水戸博士が言ってた」
「・・・相談したのだな」
ケイタ「・・・うん」
「網島様も心配してらしたのですね」
ケイタ「・・・うん。難しいよな。女の人って・・・」
「その様。そういえば滝本も苦労していた気がする」
ケイタ「そっか」 |