「諸君。セブンだ」
「サードでございます」
「今日は良い天気だな。
ケイタの家の周りは摂氏17.3度あったぞ。
『ポカポカ陽気』というやつだな」
「ほんと、いい天気ですね。
我々は暖かさと言う物が、わかりませんが、
なんとなく、気分が晴れやかでございます」
「しかし、乾燥もしている。
静電気が発生しやすいこの状況は困る。
そうですね〜」
「パチってなると、うわってなるからな。びっくりするのだ」
「そうじゃなくて、我々は精密機械ですよ。
静電気は危険です!ショートしてしまう可能性がありますよ」
「そうだな」
「なんとなくですが、しゃべり方がバディに似てきましたね」
「そうなのか?」
「そうですよ。
以前のセブンなら擬音などを使わずに
正確に状況を説明していましたよ。
「そうか…
ま〜、そんなことはどっちでもいい」
「ほら。そっくり。
以前の網島様も『どっちでもいい』って、よく言ってましたね」
「あっ…」

いい天気だったので、ケイタに写真を撮ってもらったのだ。
低すぎて、腰が痛いとぼやいていた。
若いくせに・・・。
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